国産カブトムシの飼育方法(随時追加)
1番身近な国産カブトムシの飼育方法です。
国産カブトムシは温度管理が必要なく
産卵、幼虫飼育も簡単で初めて飼育する方には
とてもおススメです。
夏場になると
野外で採集したりホームセンターで売られていたりします。
成虫は早くて6月下旬ぐらいから見られるようになり
9月上旬ぐらいになると見られなくなる
短期間の夏の虫です。
しかし、幼虫や蛹の期間を含めると寿命は約1年となります。
卵→幼虫→蛹→成虫と姿を変えて成長を楽しめます。
卵から幼虫の期間が約10ヶ月程度
蛹の期間が約3週間
成虫で2ヶ月から3ヶ月生きます。
飼育環境によって誤差がありますので目安にしてください。
まずはカブトムシ成虫から飼育してみましょう。
飼育するだけならとても簡単です。
飼育ケース 昆虫マット ゼリー 餌皿 転倒防止(ハスクチップ)があれば
簡単に飼育できます。
別にこの形と決まっていません。
遊び心で飼育ケース内を飾っても問題ないです。
注意点はカブトムシはよく餌を食べるのでゼリーを
切らさないようにあげます。
オスを複数小さいケースに入れると喧嘩をして
傷つきやすいのでオスはケースに1匹にしてください。
また、飼育ケース内が乾燥していたら霧吹きで水分を足してください。
オスとメスを2、3日一緒に飼育していると交尾が
まず済んでいると思うのでメスを取り出して産卵させてみましょう。
用意するのは
飼育ケース中もしくは大(コバエシャッター)
昆虫マット(完熟マットもしくはきのこマット)
(クヌギマットではダメです。カブトムシ用の黒っぽいマットにしてください。)
ゼリー
餌皿
転倒防止(ハスクチップや枯葉など)
昆虫マットに加水をしていきます。
もしマットがカラカラに乾燥していたら
目安としてマット10リットルに対して水が1リットルです。
マットに水分があるのであれば調整してください。
ギュッと握って固まりができる程度です。
握った時に水分が浮き出てきたら加水し過ぎです。
少しずつ加水しながら調整してください。
マットの加水が終わったら飼育ケースへ入れていきます。
飼育ケースの7割ぐらいまで固めに詰めていきます。
素手でも道具使っても構いません。
その後、1割程度に軽くマットを入れて
ゼリーと転倒防止を入れたら完成です。
この状態でメスを入れます。
産卵意欲のあるメスなら2、3日で卵を産み始めます。
卵の状態で回収しても良いですが
幼虫になるまで置いておくほうが安全です。
卵から2、3週間で幼虫が産まれます。
卵から産まれたばかりの状態を初令幼虫と言います。
カブトムシの幼虫は脱皮を2回して2令から3令になります。
卵を取り出さずそのままにして1ヶ月半程おくと
多くの幼虫が産まれていると思います。
容器をひっくり返して幼虫を割り出して見ましょう。
早く産まれた幼虫は1度目の脱皮が終わって2令になっています。
割り出した幼虫はケースに昆虫マットを上まで入れて
幼虫だけで飼育します。この時、マットは固く詰める必要はありません。
カブトムシの幼虫は共食いをしないため複数を同時に飼育できます。
しかし、大きくなるので飼育容器を分けて増やさないといけません。
1回目のマット交換の時に過密にならないように分けていきます。
マットの交換は上の方まで糞が目立ってきたら交換します。
過密気味だと1ヶ月もすれば糞だらけになってしまいます。
脱皮をすると一気に大きくなっていきます。